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利益水増し問題からの再生に向け、最初の一歩を踏み出した格好だ。「システムLSI(大規模集積回路)」については、大分工場(大分市)の画像センサー製造ラインを売却することで、28日にソニーと基本合意した。関係する従業員約1100人に関してはソニーに転籍させる方向だ。売却額は200億円程度になる見通し。照明に使う白色発光ダイオード(LED)と、スマートフォンに組み込まれ、画像処理を行う画像センサーの生産から撤退し、早期退職も募る。白熱電球などからの置き換えで需要拡大が見込まれたため、東芝も強化してきたが、中国製などとの競争が激しく「価格下落が想定以上だった」(関係者)という。採算が悪化していたため、15年度末までに撤退して約100億円の固定費を削減する。今後は家電やパソコンでも改革を進められるかが焦点になる。東芝は28日、半導体事業の構造改革の具体策を発表した。 白色LEDは「ディスクリート」と言われる単機能半導体の一種。システムLSI分野では約160億円の固定費を削減する。 ディスクリート分野では、高電圧を扱い、電力変換に使われるパワー半導体を中心に立て直す方針だ。再生策の第1弾として半導体に切り込んだのは、室町正志社長の出身母体であることが大きい。合わせて約260億円の固定費削減につなげ、半導体事業の中で赤字が続いていた2分野を2016年度に黒字化する目標。東芝はカンパニー制を敷くため、経営トップが範を示すことで各カンパニーの協力を得たい考えだ。 半導体事業では、2分野の赤字を稼ぎ頭の「フラッシュメモリー」の黒字の一部で相殺する構図だったが、“止血”が実現すれば収益の改善が期待される。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は28日、2008年から続けている実質的な「ゼロ金利」政策を維持することを決めた。声明では、「次回会合では雇用や物価の進展について精査する」として、12月の会合で利上げするかどうかを見極める姿勢を示した。声明では、米国経済は「緩やかに拡大している」との景気判断は維持したものの、雇用回復のペースについては「減速した」と判断を引き下げた。
今後は国連海洋法条約に基づき、国際海洋法裁判所(ITLOS、ドイツ・ハンブルク)などで紛争解決を図る。領土問題などそれ以外の紛争については、ICJを引き続き活用する。 南極海の調査捕鯨に関して、政府はICJ判決に従い、昨年度は捕獲を伴わない目視調査にとどめた。ICJは昨年3月、日本が行っている南極海の調査捕鯨について、「科学的調査とは言えない」などとして中止を命じた。今年度は捕獲頭数などを削減した上、冬にも再開したい考えだ。このため政府は今月6日、海洋生物資源に関する分野をICJの管轄から除外することを通知。この敗訴を踏まえ、政府は専門家の訴訟関与など、より専門的な見地からの紛争処理が可能なITLOSなどを優先することにした。外務省などによると、ICJの訴訟では、あらかじめ特定分野を対象から除外できる。政府が、捕鯨など海洋生物の調査や管理に関する国際紛争について、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)での裁判には原則応じない方針を国連に通知したことが28日、分かった。
観測データは、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P/Churyumov-Gerasimenko)を取り巻くガス中の酸素分子(O2)が、彗星が形成される「以前か、その最中」に存在していたことを示唆していると、ビーラー氏は記者団に語った。 通説では、生まれたての太陽系は混沌とした状態にあり、天体同士の衝突によってまき散らされた物質が、形成されたばかりの太陽に近づいたり、離れたりしながら漂っていたとされていた。酸素を含む原始の氷の粒はこのような荒々しい環境には耐えられなかったとされ、太陽系形成の過程はこれまで考えられていたよりも「穏やか」だったと推測できると、研究チームは述べている。 これは、約46億年前の太陽系形成にかかわる化学に関する人類の理解に影響を及ぼすかもしれない。米ミシガン大学(University of Michigan)の科学者、アンドレ・ビーラー(Andre Bieler)氏は、今回の発見は「大きな驚き」であり、太陽系形成に関する通説を覆すものだと述べている。これまでの説では、67Pなどの彗星上にO2は存在しないはずだとされていた。今回の発見に関する英科学誌ネイチャー(Nature)掲載の研究論文の共同執筆者、スイス・ベルン大学(University of Bern)のキャスリン・アルトウェッグ(Kathrin Altwegg)氏は、O2は他の元素と非常に容易に結合するため、「酸素が(原始の状態で)数十億年間も『生き残る』ことができるとは思ってもみなかった」と話す。「この酸素は始原的、つまり太陽系より古いものと考えられる」という。


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